トラブル・メンテナンス

冬眠・・・?

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今日は、オートバイの冬眠・・・?長期保管について少々お話を。
冬は寒くてバイクは乗らないとか、長期出張で乗りたくても乗れないという方は参考までに。

 

[E:flair]その1 

ガソリンタンク内のガソリンは満タンに。ガソリンは少量ですと気化しやすく腐りやすいので満タンに!

タンク内の錆止めの効果もあります。あとガソリンコックOFFがあるものはOFFに!

フロートバルブへの負担を減らしオーバーフローを防ぎます。

[E:flair]その2 

キャブレターフロートチャンバー内のガソリンを抜き空ににます。タンク同様ガソリンは少量ですと

腐ってしまいますので、キャブレター下のドレンボルトを緩めてガソリンを抜きます。

(ガソリンコックにOFFがあるものはOFFにしてから)

[E:flair]その3 

バッテリーは・・・常に放電しているので、諦めて春に新品に交換しましょう。[E:coldsweats01]

全自動の充電器なんてものが最近ありまして、電圧が低下してきたら自動的に充電・・・。お持ちの方は少ないかと。

新品に交換したばかりで完全放電まえですと、補充電で復活する場合もあります。

 

そして春に乗り出すときには、エンジンオイル交換、タイヤ空気圧調整などなど点検をお忘れなく!

バイクは乗るのが一番良いメンテナンスですので、寒くても1週間に1度くらいは乗ってあげてください。

ドラムブレーキ

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[E:flair]ドラムブレーキはドラム内にシューの削れカスがたまるので定期的な点検・清掃が必要です。

 

ブレーキシューは銅などの色々な金属の粉末を圧縮して作られているので、その削れカスは
雨水や湿気などにより錆びてしまいます。錆びてしまうと『キーキー』ブレーキ鳴きしたり、
ブレーキの効き具合にも影響してしまいますし、酷い場合は固着してしまったりします。

 

ブレーキシューはパッドに比べて、減りが遅いので放置しがちですが1年に1回は点検・清掃お勧めです。
ブレーキシューの清掃はキレイにするだけではなく、ブレーキシューの残量、ブレーキカムの作動、
ホイールベアリングなどもチェックできます。ドラム廻りが赤錆色になっている車輌は要注意ですよ!




早い方ですよ!

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当店で 車輌を購入された方、1年点検を行った方、エンジンオイル交換された方は、

写真の様なステッカーを強制的 [E:coldsweats01] にチェーンケースやスイングアームに貼らせて頂いております。

 

左が次回のエンジンオイル交換時期で、2000km後または6カ月後の早い方での交換を示しております。

・・・ですが以外に遅い方で来られる方がたまにいます・・・お間違えなく。

下記のスズキ純正・・・というのは気にしないでください。当店のオイルはWAKO'S です。

Wako's がこの手のステッカーをなかなか作ってくれないので・・・[E:crying]

 

右のステッカーは次回の1年点検時期を示しております。

ウィンカーやテールランプの球切れ等で、整備不良で切符切られそうになった時、

このステッカーが力を発揮 するとか?・・・しないとか?

オイルドレンパン

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買ってもらいました。 DAYTONA製 小型オイルドレンパン 原付Ⅱ種用

エンジンオイル交換時に使う、受けの桶です。 アドV とか シグナス に最適らしいです。

 

原付のオイル交換は、センタースタンド付近にドレンがある場合が多く、通常の大きい桶では

オイルがはみ出して、大変なことになってしまうことが多々あります。

 

この桶だとセンタースタンドの間に入るので、大活躍すること間違いなし!

・・・ですが、50ccの原付のセンタースタンドの間には入らず・・・。レッツ4とかビーノとか・・・

 

50cc用も出してほしいな~ [E:coldsweats01]

 

ガソリンコックのしくみ

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納車の時、『予備タンクはどこにありますか?』とたまに聞かれます。

ほとんどのバイクは、予備タンクが別であるわけではなく、ガソリンタンク内の吸い口で分けてあります。

その吸い口をガソリンコック(フューエルコック)で切り替えて使いわけます。

 

写真はエストレヤのもので、フィルターが付いた長いストローのようなものがONの吸い口、

フィルターだけの短い方がRES(リザーブ)の吸い口です。

 

ガソリンが満タンのときはONを使い、ガソリンタンクを横から見て半分くらい(実際の容量はフレームの

部分が抉れているので3分の1位)のところでガソリンが吸えなくなり、『パスッパスッ』いって吹けなくなり

エンジンが止まってしまいます。そうしたら、コックを10秒位PRI(プライマリー)にしてキャブレターにガソリンを

貯めてからRESにしてエンジンを掛けます。(直接RESにして2~3回セルを回してもかかります)

RESにしたら早めにスタンドを探し給油、満タンにしたらコックをONに戻します。

 

戻し忘れると、次のガス欠のときは残念ながら本当のガス欠です。[E:bearing]

 

ガソリンコックには大きく分けて2種類あり、PRIが付いているのもと、OFFのものがあります。

PRIのものは、負圧式で、ON・RESのときはエンジンが掛かっていないとガソリンは流れません。

PRIにするとエンジンが掛かっていなくてもガソリンが流れます。

OFFのものは、ON・RESのとき、エンジンが掛かっていなくてもガソリンが流れOFFで止まります。

基本乗らない時はOFFにし、キャブレターに負荷を掛けないようにします。

 

『エンジンが掛からないんですけど?』という電話を頂き、いざ修理!・・・あれ!ガス欠・・・

っという事は少なくないので、今一度ご確認を[E:coldsweats01]

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